どうやってわんちゃんを買ったのか、みなさんの話を聞いてみると、ショップで子供が犬をだっこしたら子供が選んでしまったとか、ペットショップですごくかわいかったから買ってしまったとか、一目ぼれというか衝動で犬を買ってしまう方がかなり多いようです。

 

犬種を選ぶのも雑誌の写真などを見て、まずはイメージでどんな犬を飼うか選ぶ方が多いのではないでしょうか。

 

そういう選び方も悪くはないのですが、もう一度自分の買おうとしている犬種がどんな特徴があるのか、またその犬種が飼う立場としての自分の条件にマッチしているのか、考えてみるのも大切なことです。

 

例えば、テリア類などはもともと大きな声で鳴く犬種です。ハンティングで獲物のありかを知らせる仕事をさせるために改良された犬種ですから、大きな声で鳴くのはもともとの性質なのです。アパートなどの隣が接している住宅に住んでいる方の場合は、隣人との関係とか周りの環境を考慮して決めた方がいいかもしれません。

 

忠犬はち公やヘレン・ケラーも愛した犬、秋田犬。

そんな秋田犬のとても忠実で、賢くて、りりしい姿に惚れ込んだとしても、この犬種は訓練にもかなりの知識をもっている、また毎日相当量の運動を与えることができること、その上に、ある程度の広さの庭があるなどの条件をみたす方でないと飼うのは現実的といえません。犬を飼うのはまったく始めてという方にはあまりすすめられる犬種ではありません。こうした飼い主側である自分の条件をもう一度確認してみることも犬を飼い始めてから、トラブルをさけるために必要なことです。

 

犬を飼ってみる前に、その犬種をよく知ることは難しいことですが、私がすすめたいのは、ブリーダーや売る方の意見だけでなく、その犬種を実際に飼われている方にどんな犬種なのか聞くことです。もし知り合いにそういう人がいない場合は公園に行けばその犬種の飼い主に出会えるチャンスがあります。その犬種の飼い主に尋ねた方が、いっしょに生活する上での現実的な意見を聞くことができるように思います。

 

 

実際に買う時の注意点

 

良いパピー(子犬)を選ぶことについてアドバイスすることも簡単ではありませんが、一般的に言われていることをいくつかあげておきます。

 

どこで買い求めるかにもよりますが、ペットショップ、新聞などにのっている個人で繁殖されいてる方から買う場合、また自分の欲しい犬種が決まっている方は、CKC(カナディアン・ケンネル・クラブ)のブリーダーから買う場合もあると思います。

 

まず、清潔な場所で飼育され、または売られているパピーを買うことです。パピーは非常に病気にかかりやすいものなのです。衛生管理に気をつけていないペットショップやケンネルは避けた方が得策です。

 

実際のパビーを調べる場合は、おしりや目のまわりが汚れていないかどうか、鼻がしめって健康な色をしているか、耳に変な臭いがないか、全体的に元気で健康な印象与えるかどうかなどがチェックポイントになると思います。

 

パピーを見てこれがどんな犬に育つのか見分けるのは難しいです。できることは、そのパピーの母犬を見せてもらうことでだいたい想像つきます。こちらの犬の選び方の本には売り手が母犬を見せたがらない場合は、注意が必要などとも書いてあります。噛みついたりする性格は犬の場合遺伝しやすいと言われています。しかし、これもペットショップなどでパピーを買う場合はできないことです。

 

それから、パピーで臆病な犬はさけるようにともよく言われていることです。こういう犬は噛みつき犬になる可能性が大きいということです。

 

パピーを呼んでみて、近付いてきたり好奇心を示してくれれば性格のいい子、こわがって後ずさりしたり、だっこした時に恐くてぶるぶる震えるたりするのはよくないとあります。しかし、こういう生まれながら臆病な犬を何匹か見てますけれど、飼い主のその後の育て方次第で臆病な性格は直るもののようです。苦労したくなければ避けるようにということだと思います。

 

私の知り合いの方で、犬を買う時に獣医さんに見せて買ってもよいOKがでれば買いましょうと契約してパピーを買われた方がいます。賢い買い方だなぁと思いました。経験豊かな獣医さんならばパピーが骨格上での欠陥がないか、顎の噛み合わせがしっかりしているか などの他に健康上のことはもちろん、わんちゃんの性格なども調べてくれます。

 

純血種などの場合、近い血で交配されていることがあり、ときによってはいろいろな欠陥が現れることもあるのです。血統がいいからと安心していられません。

 

こういうことは普通の人ではパピーを見ただけでは判断の難しいことです。この方法も遠いところのブリーダーから買ってくる場合や獣医さんを知っていないとやりにくいのが難点です。

 

 

 

もう一つのオプション

 

パピーを育てるということはけっこうたいへんなことです。一日3回もごはんをあげなけばなりませんし、おしっこやその他のしつけをしたり世話はたいへんです。そして、2歳ぐらいまでエネルギーにあふれています。それとつき合わなければなりませんから、時にはしんどい思いもします。

 

犬は欲しいけれど、こういう時間がとれない方も多いのではないでしょうか。また年配の方で犬を飼いたいと思ってる場合は、ある程度落ち着いた犬が都合のいい場合もあります。そういう方には、成犬になったものを貰い受けることもいいことではないでしょうか。

 

ヒューメイン・ソサイェテーやSPCAなど動物愛護団体のシェルターからも得られますし、関心を持っていればそういう飼えなくなった犬の話しが耳に入ることもあります。SPCAなどのシェルターでは、一般的にはいい犬はすぐにもらい手がつきますから、こまめにこういう場所に通ってみる必要があります。

 

シャルターの犬というのは、捨てられる理由があって捨てられた。つまり好ましからぬ犬が多いのではと思うかもしれませんが、捨てる人間の方に問題があって、そういう境遇になったという犬もたくさんいるのです。いい犬もたくさんいます。実は私の犬ももともとはシェルター出身です。この子は我が家に来た時からセラフィー・ドッグにできるぐらい性格のいい子でした。シェルターでもこういう犬に出会うこともありますから、パピーにこだわらなければすてきな犬に出会うこともあると思います。

 

 

わんゃんを買ってからすること。

 

バビーの場合生まれて3カ月ぐいらの間に予防注射を3回ぐらい受ける必要があります。ペットショプやブリーダーから買った場合は、最初の注射はしてあるのが普通です。3回目の注射が終わって2週間ぐらいたつまでは、外へ出してはいけないことになっています。空気中に浮遊しているウィルスなどに感染しやすい時期ですので、公園や人込みの中に連れ出すのは禁物です。前に生後4,5カ月うちにできるだけ多くの人に会わせた方がいいといいましたが、この外出禁止時期と重なりますが、この時期はできたら自宅に友人など来てもらい、新しい家族を紹介し、撫でたりだっこしてもらってください。

 

最後に一言。どんな経路であなたの手許に犬が届いたにしろ、あなたのところに来た犬は、我が家に来るべくして来た犬、この子はいい子になると信じて飼うことが一番大切ではないでしょうか。パピーに性格のいい悪いはないです。どんなパピーでも注ぐ愛情ですばらしい犬に育つものではないかと思います。