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どんな人がトリマーに向いているのか

 

よくトリマーとはどんな仕事か、子供向けにお仕事紹介したものがあって、どんな人がこの仕事に向いているかなど書かれたものはよく見かけます。なるほどと思ういい答えをしているものもあります。

でも、もっともこの答えを知りたいと思う人はこれからトリマーのキャリアを目指す人やトリマーになりたての人ではないでしょうか。

この問いをこういう方達、もっと大人の人に答えるとしたら、どう答えたらいいのでしょうか。

レッスンを受けてもこの仕事をやってみようと思わない人や、この仕事についてすぐいやになって辞めてゆく人はこの仕事に向いていなかったと言えるかもしれません。(少し厳しすぎますか)

この仕事が向いている人というのは、厳密な意味で、長年この仕事にたずさわれて、この仕事で生活でき、楽しんでこの仕事をやってゆける人ではないでしょうか。

そうできるのに役立つ、とっておきのマニュアルなどありませんから、その方法を自分で見つけようと心に「決めている人」がトリマーの仕事に向いている人と言えると思うのです。

ですから、私の考えるトリマーに向いている人の条件というのは、ただ犬が好きだからという理由や、トリミング技術の向上をめざしているだけでは十分でない気がするのです。

この仕事を続けてゆきたいと心から思えることは、この仕事以外の生活も含めてこうしたいという、とてもプライベートな選択です。犬が好きなことやうまくなりたいこととは、違う性質のことのように思えるのです。

トリマーの仕事がいい仕事かどうか分らないけれど、ちょっと体験してみよう、みたいな気持ちでトリミングスクールに入る人が多いと思うのですけれど、これからトリマーのキャリアを目指す人に言いたいことは、それでも一生この仕事を続けるつもりでトリミングスクールで学んでほしいということです。

そういう気持ちでこの仕事を探ると見えてくるものがたくさんあると思うのです。

「あなたの夢を夢で終わらせない」なんてどこかのスクールのコピーがありましたけれど、「トリマーになること」はスクールで技術を学んで、スクールを卒業して資格や証書をとることとはまったく違います。

またその後に仕事にありつくことだけを夢にしてはいけないと思うのです。努力してその先まで考えて欲しいです。

就職しても理想とは言い難い職場しか見つからないことが多いかもしれません。
でも、そこから仕事の内容も収入も自分の理想に近づこうとしていくのがプロの仕事、夢を夢で終わらせないためのほんとうのあなたの仕事が始まるのではないですか。資格をとったり、ハサミの技術がうまくなることでトリマーになるためのレッスンがおしまいになるのではないのです。

満足いく職場が見つからないから、トリマーの仕事ってこんなものなんて思う必要はありません。まったく関係のないことです。
これはトリマーの仕事だけに限ったことではありせん。

美容師でも料理の板前として勤めても、オフィスに勤めても「これは理想と違う」と感じる人が多いのではないでしょうか。そんなことを気にしないで、あなたの夢への第一ステップとしてそのような体験をとらえてほしいですね。

それから、どんな所にもうまくやっておられる方はいると思うのです。身近に自分のモデルになる方を探してみることもいいことではないでしょうか。

あなたの考えていることはどんなことか分りませんが、この仕事はごく普通の人と同じぐらいの労働時間で、家族と過ごす時間やプライベートな時間がとれて、あまりきつくない仕事をして、仕事を楽しみ、まぁ悪くない収入も確保できてやってゆけたらと考える方が大多数ではないでしょうか。、こんなことを期待するのは間違ってるように感じて、そうは思ってもまじめにこれを口に出せる人は少ないと思いますけれど。

トリマーの仕事をして、こう考えて何も悪いことはありません。これは仕事する者として当然目指すべきことですし、北米のグルーマーの例を上げるまでもなく日本でも十分できることと思います。

ですから、どんな人がトリマーに向いているかと聞かれて、まとめとして私が答えたいのは、「ペットが大好きで、この仕事でいい仕事がしたいと願い、トリマーの仕事でご飯が食べられるようになりたいと切望し、また、ごく普通の生活をし少し貯金が貯まるぐらいの収入を得たいと真剣に考えている人 , そうなるために必要なことは何でもやってやろうと思っている人」。こういう人が長続きしますし、トリマーに向いている人と言えるのではないでしょうか。