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北アメリカのトリマーはなぜ長年働けるのか?

 

この質問への答えは、とても単純です。

 トリマー/グルーマーであることは、ごく普通のオフィスに勤めるのとたいして変わらない8時間労働でやってゆけるし、仕事が楽しいし、 収入になるからやっているのです。(今どき日本では女性でも12時間も事務所に勤めているのが普通なのだと聞きましたけど、本当なのでしょうか)

 そして他の仕事に移りたいと特に思わない、報われる楽な仕事だから、長くこのトリマーの仕事を続けられるのです。そしてこれはいい仕事をやるだけではなくて、効率のいい仕事のやり方を絶えず工夫してるからできることだと私は思います。

 英語で読める方はアメリカのトリマー/グルーマーの掲示板などをごらんになってください。この仕事に関してネガティブなことを言っている人があまりいないことに気づくはずです。

 そんなにいい仕事には思えないと感じて働いている方がもしいるとしたら、今のトリミングの仕事を楽しい仕事、楽な仕事に変えていくガッツをもってほしいですね。

 ただ、カットの腕を磨くことやいい仕事するトリマーさんとお客に言われることだけ目指していては、つまり手の技術だけ考えていては、長年この仕事をやってゆくことに何かが足りないような気がします。

 こちらのペットグルーマー向けの出版されたものを見ても、セミナーみなたいなものでも、この人たちの話題は「お客様を驚かせるすてきなカットの仕方」みたいなものはほとんどないのです。ショードッグの詳しいカットのやり方が出てくることもほとんどありません。そういうものに関心がないわけではなくて、それよりも、仕事のやり方やいかに無駄を省きプロフィットを増やせるかについてが多いですね。

 こういうことは、こちらのトリマー/グルーマーにとって今日明日すぐに自分の収入にひびく切実な問題です。この仕事で収入を増やし、ライフスタイルを向上させることに真剣に取り組んでいる人達なのです。

そして、こちらに模範となるやり方やそのような情報を与えてくれるところがあるわけではありませんが、働き方や仕事のやり方についても個人のレベルで関心をもって工夫されている方が多い。そんなことが北米のトリマー/グルーマーが長年この仕事に携わってゆける、楽しんでトリマー/ペットグルーマーとしてやってゆける理由になっている気がします。

 

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