ホーム > 検索 > トリマーの仕事にまつわるその他の雑文 > 英会話の先生があなたに教えない英会話上達の コツ

英会話の先生があなたに教えない英会話上達の コツ

 

英語を使う必要もないのに、勉強することはあまり意味がない気もします。

トリマーとしてより関心を持たなければならないことが他にたくさんありますから、使う必要がないなら、今どきの流行だからなどという理由で英語を学習することは考えものです。

でも、英語の学び方とトリミング を学ぶ方法には共通点がいろいろとあると思うのです。このキャリアをうまく軌道にと考えている方はこういう話題にも興味もってくれるのではと思います。

私のホームページのどこかで英語が話せるようになるには、最初に英会話学校など行かず、カナダ人のところで働くことをまず考えなさい、または片言しか話せない状態でカナダ人の社会に入ってゆきなさいとあるページで私は書きました。(カナダへワーキングホリデーで来ている若い方への話)

 これは、一般の英語上達を願う若者がまず飛びつく方法でもないし、雑誌などでよく目にする経験者が語る、語学上達の近道 -- 勧める学習法とはかなり違っています。また英語指導者でもこんなことを言う人や薦めている人は残念ながらほとんどいないようです。

英会話スクールに行くことに反対している訳ではありませんし、学習の目標があって行くのは大賛成ですけど、こういう意見を言うにはそれなりの根拠があるのです。

まず、どんな英語の達人と言われる人の書いたものを読んでも、英会話スクールで英語を習ってうまくなったと言っている方はそれほど多くないこと。また多くの英語の達人が英会話スクールで学ぶことを他の人に薦めているわけではない、ということにあなたも気づくはずです。

(トリミング技術を学ぶにはこの仕事の経験者から手取り教えてもらう以外にないことたくさんありますし、学ぶべきことをまとめて短期間でできますから、トリマーをめざすならスクールに通うのがもっとも時間を節約でき、効率的な方法と思います。)

 まず、英会話スクールというのは、目的やめざすレベルにもよると思うのですけれど、語学上達に欠かせない必要条件ではないということです。今の若い方はそうは思わないようです。

 ところで、私の周りにいるかなり英語のできる人達、英語を使って当地でビジネスしている人達について話します。この人達は会話スクールに通った経験は少しはあると思います。しかし、英会話スクールが英語上達にもっとも効果があったことを認める人はそれほど多くない気がするのです。

英語が話せるようになるには英語の単語や文法をよりたくさん覚えることでも、英語の知識を頭に詰めることでもないということです。スクールに通ったりして、皆さんが想像するような人並み以上に「もっと勉強すること」でもないように思うのです。

私の知る英語のできる人達のほとんどは、仕事の場で話さなければならない立場にいて、英語を学ぶもなにもない、今すぐ使わなければならない立場に自分がいて、最初は自己嫌悪するぐらい下手でも、悲しいほど言葉が出てこなくても、単純なことしか言えなくても、これだけは伝えなければと思ってやっているうちに、毎日の仕事で話そうとなんとかやっているうちに次第に話せるようになっていった、という人が多いように思うのです。

「初めに仕事ありき」です。

英語の下手な状態で働き始めますから、かなりショックなこともがっかりすることもあります。

あんたの英語はぜんぜん分らないなどと言われて突然ガチャンと電話を切られたり、話したことがうまく通じなくて悔しい思いをしたり、悔しくて眠れなかったり、冷や汗が出るような心臓にこたえる体験をしたりして、みなさんなんとか話せるようになった方がほとんどなのです。

ですから、こういう不愉快な思いをし、それでもコミュニケートできないと困るし、いつまでも言い訳するのも・・、どうにかしなければならないから話せるようになるのです。

正直恐いのですけど、こういう不愉快な体験を避けていてはいけないのです。こういう体験を幾度もすると、限られた時間で今すぐ何をしなければならないか、何を話す必要があるのか、何を学習する必要があるのか、分ってくるように思うのです。自分にとって大事なことは覚えるしかありませんし、準備するようになります。でも完璧に美しい英語が話せるまで待っている余裕はないのです。そんなことをしていたら、何もしないうちにおばあさんになってしまいます。

日本にいる外国人で一年やそこらで日本語がかなりうまくなる人が多くいるように思いませんか。もしかしたら優れた日本語教育をしているスクールがあるかもしれません。

でも、この人達はスクールにも行っているでしょうけど、おもな部分はスクール以外のところ、仕事や生活の場で日本語がうまくなったのではと思うのです。そしてそういう外国人の方は日本で仕事している方が多いように思いませんか。

日本にいる語学のセンスがある外国人と当地にいる英語のすばらしくできる日本人の方の共通点をあげるとしたら。たくさんあるかもしれませんが、私がひとつ気づいていることは、

顔が引きつっても、のどがからからになっても、心細くても、今まで体験したことのない新しい世界に飛び込んでいくということです。これはとても不愉快なことなのです。

英語を話せることはあなたには「かっこいい」ことに思えるかもしれないですけれど、話せるようになる最初のころは誰にとってもかっこ悪い、人には知られたくないことがいやになるほど起きるように思うのです。

 でも、それでも話せるようになりたい、相手を理解できるようになりたいという気持ちになれて、英語を話す人達と会いにいそいそと出かけてゆけるなら、あなたはうまくなる素質のある人ではないでしょうか。

 英語を話せるということは、住む世界の違う人々と意思を通わせることですし、自分の世界が広がることですからロマンがあるし若い方が心ひかれる気持ちも分ります。

でも、それ以上にロマンがあることは、いろいろなわんちゃんをどんな風にもカットできて、これで生活できて、ありがとうと言われながら好きなことを仕事にし、自分の得意な能力を生かしてやってゆけることではないでしょうか。こんな人は思うほど世間にたくさんいるものではありません。

英語の話はさておき、 ペットトリマーはその夢に生きてゆける切符を手にした人達であるように思います。

 

ホーム   |   目次 | サイトマップ  |  アバウト |  ゲストブック