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長年続けるための道具について

 

商売のコツは「出るを制し、入るを計る」だそうですけど、まずは無駄な出費をおさえなさいというアドバイスと思います。

しかし、何が無駄な出費かとなると、難しい問題ですね。商売していていつもケチケチ、質素倹約することが美徳ともいえないです。

トリマーの仕事の場合は、無理してもどんと、ぜいたくにお金をかけた方が先々まで、楽をしていい仕事ができて、結局はお金を節約でき、もっとお金が入ることにつながることもありますね。

その一つが道具です。

特に、ハンドドライヤーを使って仕事している方にはスタンドドライヤーなどの大型ドライヤーを一日もやはく手に入れることすすめたいですね。

ドライヤーについて言うと、大型ドライヤーはサイズが違うだけではありまぜん。ハンドドライヤーが熱で乾かすやり方に対してスタンドドライヤーなどは大量の温風で水分を取り去る方式ですから、ワンちゃんにも長時間熱い目をさせずにすみますし、早く乾きます。かかる時間がぜんぜん違いますから、大型犬をやるのがおっくうにならなくなります。大型ドライヤーの一番のメリットは何といっても両手が使えることではないでしょうか。

ハンドドライヤーを使っていては、腕のよしあしに関わらず、仕事のスピード、仕事の質に差が出るような気がします。

トリミングのいい仕事は75%はファンダメンタルワーク(基礎的なトリミング作業)で決まると思いませんか。これがきれいにできればカットしなくても十分見られる姿になります。決め手はハサミ仕事のうまい下手と思われがちですけれど、そうではないのです。

それから、できるだけ早く懐に余裕を作って油圧式のテーブルを買うこと薦めたいです。これらは楽に長年この仕事することについては、必須の道具 (と私は思います)

これらの道具はしっかりしたものは十万円以上しますから、びくびくしながら、こんなものを買っていいものか、しばらく迷いに迷い、石橋を叩いて叩いて買った記憶があるのですけど。それでも、いったん買うと20年以上もちますし十分元がとれます。買って損しないです。

それにこういう道具を買うと、仕事をどんどんやろうという気になりますし、お客様にもしめしがつくというか本職と思われて、与えるイメージがいいと思いませんか。自信をもってチャージできるようになります。

油圧式テーブルなどなくても仕事はできると思うかもしれませんが、不自然な位置でブラッシングを長時間するだけでも、すごい重労働になります。腕の位置に少しでも無理があると、ハサミを空中に浮かせているだけで腕にかなりの負担がかかる気がしませんか。

ひもでハンドドライヤーを腰に結わえ付けて、腰をひねりながらドライしブラッシングする方もいると聞きましたけれど、一匹仕事するならばとにかく、毎日何頭もしていたら、まず体を痛めてしまいます。

トリマーの仕事を長く続けてゆくには、「 そんなものなくても仕事はできる」という考えをまず捨てること。そして道具に投資することも一つの方法ではないでしょうか。

 

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