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トリマーとして就職した時の驚き

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ここカナダでトリミング/グルーミング・ショップを始めて15年になります。日本で5年ほどペットサロンを自営していましたが、家族の移住でカナダに渡り、現在はトロントでトリミング/グルーミング・サロンを開いています。

トリミング/グルーミングサロンを開くまでは、紆余曲折がありましたが、私が体験したことを皆さんにお話ししたいと思います。

当時こちらでトリマーの職を探していたときのこと、あるトリミングショップを尋ねた時のことをお話ししましょう。

新聞の求人広告で、3年以上の経験あるトリマー/グルーマーを求む、というのがあり、面接に行きました。私の他にもう二人面接に来ていましたが、話しもそこそこにひとりに一頭づつのプードルが与えられ、ハサミで仕上げてみなさい、ということでした。私は少しスローだけれど、トレーニングすれば大丈夫といわれて、ラッキーにも採用していただきました。

勤めてみて驚いたことは、とにかく皆さん仕事が早く、そしてきれいな仕事をしているということでした。日本で私は仕事が遅い方ではなかったのですが、私の倍ぐらいはみなさん早く仕事をするのです。

だいたい、こちらで言われていることは、クリッパー仕上げの犬やハサミ仕上げの犬、大型犬などを取り混ぜて、ファンダメンタル・ワーク〈基礎的なトリミング/グルーミング)からフィニッシュまでひとりで受け持って、一日七頭仕上げられたら、この業界では一応プロと認められると言われています。勤めている人は朝八時から五時までこれだけの仕事をこなすのですから、どれだけのスピードで仕事しているか想像つくと思います。

ショップで働いている人たちは、バランスの取り方や面の揃え方もとても上手で、十分に日本でも通用するきれいな仕上げをしていました。それと、日本と違うと思ったことは、皆さん楽しんでこの仕事をしているということでした。

犬の送迎がなくて、トリミング/グルーミング以外に何もやらされることがなく、この仕事に集中できたことです。またコミッション制で給料が支払われるので、仕事に意欲を燃やしてやる気になれましたし、同僚に教わった仕事のやり方で、日本にいる時よりも体に無理なく働けました。
 
日本でトリマーの仕事していた頃は、体調を整えるために休みの日は家で横になってることが多かったのですが、こちらで仕事するようになって、そうした時間の過ごし方がなくなりました。

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