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世の中には、こんなすてきなトリマーの方がいるんですよ

 

80歳をとっくに過ぎておられる”おじいさん”のトリマーが仕事してるのを見てインスピレーションを受け、このキャリアをめざしたという方が私の教え子でいるのです。

このおじいちゃんがやってるのだから私にできないはずがない、これだと思ったそうです。
こういう年配の方を見て、トリマーを志す若者がいるというのもオモシロイ話ですけれど、そんな高齢でトリミングの仕事されてる方が日本にもいるのですね。こういう話を聞くとうれしくなってしまいます。

そんな年になるまで働かなくてはならないなんて、なんてかわいそう。そんな風にはなりたくないもの、という見方もあると思うのですけれど、それとは違う気がするのです。

私が想像するには、トリミングの仕事が楽しくて楽しくてやめられないのではないかと思うのです。自分のした仕事を喜んで感謝してくれる人が周りにたくさんいる。仕事ももちろん楽しい。お金にもなる。これが生きがいにならないはずはないです。

そんな歳になってもやれることがある。やれる仕事があるということはすばらしいことですし、毎日笑顔で暮らしておられるのではと思うのです。

家族といっしょに住んでいて、しばしば孫に駄菓子買ってあげられたり、おこずかいをあげたり、孫にも尊敬されている。若夫婦には、「俺の目の黒いうちはあんたらの世話にはならないよ」などと意気がっていたり、そんなおじちゃんの居場所のある家族を私は想像してみるのですけれど、そんな楽しい老年期迎えられたら、いいですね。私の理想のモデルです。

こちらで最近会った方では、ケペック州に住む三人のグルーマーの方です。三代にわたる親子でいっしょにペットサロンやっておられる方がいるんです。

77歳のおばあちゃん、お母さん、そしてその娘さん。その娘さんが一応お店の経営者ということになっていて、お母さんとおばあちゃんは雇われ人。おばあちゃんは手が少し不自由になってグルーミングの仕事はもっぱらお母さんと娘さんの仕事で、ワークショップの掃除とお客様のお相手がおばあちゃんの受け持ちだそうです。
 
でも、ペットサロンの受付って、かなり仕事を知っていないと務まりませんし、長年グルーミングの仕事やって来たからやれることなんですね。皆楽しそうに仕事について話すのでうらやましく思いました。こんな形もいいですね。
 
今私は五十路(いそじ)の半ばですけど、まだまだこれから。体力、健康維持に気をくばって、80か90ぐらいまで(平均寿命伸びてますから)このトリマーの仕事を続けられたらと思っているのです。このようなモデルの方がいると私もそうなれるのではと、将来に少し希望が沸いてきませんか。