ホーム > 検索 > トリマーへの道はスクールに入る前に始まっている > 採用面接と就職・トリマーになるには

採用面接でペットショップはあなたのここを重視する

 

後ろから前へと考えてみました。
最終目標のトリミングサロンで雇われることを決めて、そこまでゆけるにはどういう能力が必要とされるかを考えました。それからそういう能力をつけてくれるスクールではどんなレッスンが必要かを説明し、それを与えてくれるスクールを候補として選んだらどうですか、という話をしました。

でも、ほとんどの方は将来のこと、つまりスクールを終えた後の就職することまで考えが及ばないのではないですか。

とにかく、犬が好きだしトリマースクールに入ってしまったら、あとはおのずと技術が身につき、トリマーになる道は自然と目の前に開けるのでは、と思っている方が多いはずです。

そう考えて何も悪くありませんけれど、自分の将来が本当に開いてほしいならば、トリマースクールに入る前から技術に関してはここで言う二つの条件が大切であることを忘れないでほしいです。

スクールによりますけど、入学してから、非常にたくさんのことを学ばなければならなくて結果的に技術取得がおろそかになってしまう、そういうケースもよくあることのようです。

日本のトリマーの掲示板でトリミングスクールにこれから入る人の質問というのは、ライセンスについての質問がとても多いですね。

大多数のトリミングサロンでオーナーがどういう人を求めているのか、また何を採用基準に新人を雇うか紹介しましたが、あなたが仕事できるのか、あなたに仕事を任せられるか、それだけのところが多いはずです。

一人で仕事をやってくれる人、指示するだけで仕事をやってくれて任せられる人をどこでも求めてますから、それは当然です。

大多数のベットショップでライセンスの有無は考慮されることはないと私は思います。それですぐ雇うほど経営者は単純ではありません。

だいたいトライアル期間というのがあって観察され、仕事任せられると思えば雇うし、そう思われなければ何を持っていても雇われることはありません。

採用基準はとてもシンプルです。

採用面接で質問されることは、あなたが今までどんな仕事をどれだけやってきたのか、何がどれだけできるのか、また何がまだ不得意かです。
もう一つ付け加えるとしたら、そのショップのやり方で柔軟に仕事をしてくれるかどうかです。

ビジネスに直結したことですし、ほとんどのショップオーナーでも獣医院でもこれをまず知りたがりますし、これをあなたに尋ねないペットサロンはありません。

最終的には一頭仕上げをして見せれば、どれだけの技術があるのか、知識があるのか、社員にふさわしいか、要するに雇う候補にできるかどうかは試用期間などなくても一頭やっただけも、すぐに分かります。

abcライセンスがあるとか、○○管理士の資格を持っているなどうまく言えたとしても、見る人はまったく別のところを見て判断してます。また「資格持っていること」にいい点数を上げることはまずありません。

● 仕事ができて初めてスタートラインに立てる

トリマー・ライセンスにあれだけこだわる人が多いというのは、メデアの影響も大いにあります。

国家資格ではないから、この仕事をするのにトリマーのライセンスなど必要ないといいながら、この仕事にはどんなライセンスがあるか詳細に説明することに終始している仕事紹介がとても多いです。

これからこの分野を目指す人は、レッスンの内容や、卒業までどこまで仕事ができるようになれるかよりも、どこの何の資格なら有利などということにより関心がいく人が多いと思います。

非常に重大なことのように、ライセンスしか話題にしない紹介が多いですから、そういう世間が悪いともいえるのですけど、 うまく誘導されやすいのはそういう言葉に弱い人達です。

ショップであなたを雇うしたら、あなたが仕事できるから雇うのです。仕事できる実績を示さなければ、あなたが何をもっていてもあなたのトリマーとしての価値はゼロです。

若い方はライセンスを持つことイーコール仕事ができることと勘違いしているようですし、次々とライセンスをとると、並の人よりも収入がよくなると錯覚している方が多いんですね。これを自分で疑ってみることもしないようですけど、この二つはまったく別のものです。

スクールを卒業できても、いくつもライセンスを持っていても、一人で仕事ができないと、いつまでたってもショップで仕上げまで任されないこともあります。そうなったら、腕が上達することも望めません。収入も満足なものにできるとはかぎりません。

ライセンスを持つことがステータスに繋がり、特権階級に入れて、プロとして世間に認められ、悪くない給料をもらえて当然、待遇もライセンス持ってない人よりもいいはずと思えたり、ライセンスさえとればトリマーとしてまず一人前と見なされるという考えに心引かれたら、気をつけてくださいね。

現実はこれとは全くちがいますかすら、こういう考え方をしていたら、がっかりするだけです。

ライセンスもっていることに高い給料を払う会社などありません。ペットショップでも獣医院でもたくさんいい仕事をやってくれるあなたの能力に給料を払いたがっているのです。

プロになったらトリマーライセンスに腰をおろしている暇などありません。プロの間でそのようなものが話題に上がることはほとんどありません。

このシリーズの最初のページに書いたように、仕事ができるようになって初めてトリマーとしてのスタートラインにつけるのです。
できるだけ早くこうならないと、しばらくは一人前の待遇は期待することは難しいと思います。

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