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ぜひ雇いたいトリマーになるには

 

先の文で、ショップでは教える時間的な余裕がないので、勤める前にこの仕事の基礎(私の意味する)ができていること。

1)一般的なペット犬種ならほとんどでき、時間がかかっても一人で最後まで仕上げができる、きれいな仕事ができる。

 2)よほど手に負えない犬は例外として、一人でも 犬を安全に扱える、注意深く仕事ができる。

 の二点をあげました。

トリマーの学校を出るときまでこうなれなかった方は、雇われても、見習い期間が長くなるか、他の仕事に回されることもあるかもしれません。

 ですからトリマーになるには、就職することを将来の目標とするならば、まずは上記の二つの条件をできる状態まで訓練してくれるスクールを選ぶことが大切です。

 トリマースクールといっても特長としていることも違いますから、これからトリマーの学校に入る方はどう選んだらいいのか、とても迷うことだと思います。

 まずは、先にあげた二つの条件を叶えてくれるのかどうかで、それぞれのスクールを調べてみてはどうでしょうか。

 

何年もかけないで、楽に技術が身につけられて、初めてスクールに行く価値がある

トリマーになるには、やり方次第でそれほど苦労しなくても短期間に身につけられるものです。トリマーに”必要な学習のみ”に集中できたらです

 ペットサロンで働けるのに必要な知識や技術といっても、むやみに多い訳ではありません。何年もかかるものではけっしてありません。

 トリマーとしてこれは絶対に覚えなければならない知識と、時々必要になる知識、あればあったでいいけど仕事で使わない知識。こういう知識の区別もしないとしたら、学ぶことがたくさんあって時間がそれだけ多くかかることになりやすいと思います。

 講義がレッスンの大半ということは、限られた時間の中でそれだけ犬を扱える実習が少なくなるということです。二つの条件を満たすことからそれだけ遠のくことになりやすいです。

 学校の言い分にこんなものがありますね。

トリマーの仕事紹介にもよく出てきますけど、トリマーは犬をカットするだけでなく、わんちゃんについてお客様の良きアドバイザーとならなければなりません。

わんちゃんの具合の悪い時や健康管理とか食事のこととか、しつけまで飼い主にアドバイスするのもトリマーの大切な仕事なのです、などと書いてあったりします。

 一見もっともですけど、これは事実ではありません。

 トリマーがこれらのことをして悪いわけではありませんが、良きアドバイザーになる必要はさしあたってありません。このようなことに勤務中に時間を使ったら、ペットショップの方が不機嫌になるはずですし、健康・しつけアドバイザーもやってくれるトリマーを求めているショップはまずありません。

 北米でこのようなことを言う人はだれもおりません。

まずこのような専門外の知識をトリマーに与えてもらおうと期待している、一般愛犬家のお客様は日本でも少ないはずです。

 健康管理や病気、それから犬の訓練についていっぱしのことを言えるには、それなりの相当の知識が必要ですし、少し講義を聴くぐらいでは難しいのではないですか。明らかにわんちゃんが具合が悪いようだったら、トリマーとしては獣医さんにすぐ連れていくことをすすめるべきです。

 とにかく、トリミングと、犬の健康管理や獣医学や犬の訓練とはまったくジャンルの違う別の分野です。それぞれ非常に大きなサブジェクトです。

 これらに興味を持つことはいいことですし、興味をもったらこれらに関して時間をかけて自分で調べたり、本を読むことを私は生徒に勧めています。

 しかしこれらのことは、トリマーになるためのトリミングスクールで多くの時間を費やして学ぶべきことではありません。

 実際のトリマーの仕事にはほとんど必要のないことですから、北米のトリマースクールではこういう講義はやらないのが普通です。

 わき道にそれず、トリマースクールにいる限られた時間に確実に身につけた方がいいことは他にあります。

 トリマーになるためにかなり努力しているのに、本業の仕上げも満足にできるようにならない、職場で求められ通用する技術レベルにならないとしたら、何かが正しくない気がします。

 

その他の、スクールについて知っておいていいこと

 これからのトリマーはぺットエキスパートのとして専門知識が要求されるのでたくさんのことを学ぶ必要があるのです、という学校に入学を考えているのでしたら、上記の二つの条件がまず叶えられのるかまず確かめた方が賢明と思います。

 理由は、優先順位を考えず、限られた時間の中でたくさんのことを学ぶことは、目的を達することができず、上記のトリマーに大切な二つの条件から遠のくことになりやすい気がします。

 それから、実習時間が短すぎるところも少し考える必要があります。初心者が「一人で仕上げできるまでになれる」には、毎日少なくとも五、六時間は必要になってきます。北米ではこれが普通ですし、それだけ時間がかかるものなのです。

 実習が週たったの二回とか半日、二三時間しかレッスンがないところもあるようですけど、これらは全日制ではなくパートタイムレッスンと言える気がします。期間が長くても上記の二つの条件から遠のくことになりやすいように思います。

 プロのスポーツをしている方でも、ピアニストやバイオリニストとしてすでに成功している方でさえも、毎日4-5時間も練習に費やしています。トリマーという職業は週にほんの二日の練習で、考えなくても体が動くぐらいのプロのレベルまでゆけるどうかです。

こういう手技の練習は手だけでなく感覚の訓練ですから、毎日練習しないと思うほどの上達は難しい気がします。

 日本のトリマーの方でも毎日八時間以上も仕事しているのが普通です!

 

この仕事でプロになるためには、そのための適切な練習は欠かせない

 それから、一人で仕事ができるようになるには、一人で最後の仕上げまで全部やれる練習できた方がだんぜんいいと言うことです。北アメリカではこれが普通です。

 複数の生徒、二人や三人や四人に一匹の教材犬での練習では、いつも部分しか仕上げたことがないということです。一頭全部一人でやる練習をたくさんしないと、いつまでたっても一人で仕事を完成できるようにはなりません。

 実際のショップではほとんど一人で仕事をしなければなりませんから、そうできる練習をスクールでできなかったでは、勤めてから一人前になるのに、とても長い時間がかかってしまいます。勤めてからは言い訳はしにくいです。

 それから、スクールは仕事の基礎的なことを学ぶところで、実際の技術はショップで学びなさいなどと言うスクールもよくよく考える必要あります。

 ここで言う「仕事の基礎」といっても、二年もかけて、おもなペット犬種を一人で仕上げできるレベルを目標にしていないとしたら、・・・・・コメントすること少し難しいです。

 理由は同じです。モノサシにしている二つの条件にも達しないのでは将来ショップでうまくやってゆけない可能性の方が大きくなるからです。見習い期間があまりにも長いのでは・・・・やる気がなくなってしまいます。

 この技術はスクールにゆかず、ペットショップに勤めても仕事を覚えることができます。

職場ではまず仕事してもらわなければなりませんから、仕事の合間やるという形をとると思います。そのためショップで訓練してもらうには、非常に長い時間がかかることを覚悟しなければなりません。

それを短い期間で一通り仕事ができるまで集中訓練してあげるのがスクールの基本的な役割です。

 私がここに書いたことをどう受け取ってもらっても構いません。

 上記の二つの条件は北アメリカでも、日本で働くとしても、ブロとしてやっていく最低条件です。

これをスクールで学ばないと、その後ショップに勤めてからでは、その機会を得ることが非常に難しくなります。

 これらのことはトリマーをやっていく上で、スクールで最優先で学ばなければならないことに変わりないと私は思います。

 

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