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北米のペットグルーマーが技術向上について関心持つこと

仕事の腕を上げるだけでなく、仕事の生産性を向上させることや収入を増やすことに北米のグルーマーはとても関心を持っています。


昔からそのために技術の研究をし、体を痛めずたくさん仕事する工夫をし、自分の技術向上を考えてきた人達です。

北アメリカのペットグルーマーでこの仕事に対してネガティブなことを言う人がとても少ないのも、この仕事の苦労話をする人もほとんど見当たらないのも、駆け出しの若い人たちでも生き生きして仕事をしているのも、この仕事が十代や二十歳代の若者だけでなく、体力のない中年や老年でも喜々としてやっていられる仕事であることも、このキャリアを志したときから上記のことに関心を持ち続けて、この技術や仕事を考えてきたからです。

技術向上を計るのにあなたは何をしますかという問いに、「ドッグショーを見学して腕を磨きたい」と答えるトリマーが日本では驚くほどたくさんいるんですね。

ショップで必要とされるペット技術よりも、ショーの方がより高度の技術で、それもできた方が 「よりできるトリマー」になれて給料が増えることを期待しているとしたら・・・・・・

日本ではショップのかき入れ時で、一番忙しいのが土曜日と日曜日です。カットしてほしいわんちゃんがたくさんやって来る日に、お暇をもらいドッグショー見学の方をより優先させたい人がいたら、ショップの方少しがっかりするかもしれません。

ショートリミングに興味をもつことは悪くないことですけど、それはペットトリミングとは目的も方法も異なる”畑違いの別の世界”です。

技術向上をめざすことが、仕事が楽になることにも、収入を増やすこともキャリアの発展にもつながらない、ショップにより利益をもたらし喜ばれることにもつながらない、お客様の求めていることにもほとんど関係ないし役に立たないのでは、もともと”何のために”技術向上をしようとしていたのか分らなくなってきます。

この仕事で自立できる能力を持つことや、より多くの仕事をこなす技術を身につけることを先にした方が、みんなにもっと頼りにされて、ライフスタイルも少しよくできるように思いますけど、また違った考え方もあるのかもしれませんね。

ペットグルーマーになりたいと言ってくるカナダ人の若者から私が尋ねられることは、
ペットが好きでこの仕事に興味があるけど、需要のたくさんある仕事なのですか?
これで十分に生活できるのですか?
期待できる収入はどれくらいになるのですか?
これから将来この仕事に希望を持てるのですか?

こんなことです。レッスンをとろうかどうしようか考えている頃から、まず、これを見極めようとしているのです。

この仕事をキャリアにしようと思っているなら、この人達の関心の持ってゆき方も、収入に関心持つことも間違っていません。とても当たり前で普通の感覚です。

世間には、お金や収入について関心を持たないように、話題にしないようにという風潮があっても、トリマーになれて良かったと思えて、この仕事を続けられるには、生計は必要になってくることですし、この面を無視しない技術向上はとても大切な気がします。少なくとも生計について考えることをタブーにはしない方がいいと思います。

そして、トリマーを志した時からこのことに関心持っていた方が、学ぶ時期にもわき道にそれず、収入を生み出せるトリマーになることも、この仕事を続けることも少しはうまくやってゆけるように思います。

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